いつもありがとうございます!
プロス司会者養成スクール事務局鈴木です。
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では早速本題へ。
ウェディング・披露宴司会者養成スクールの
個別説明会に参加された方から良くされる質問の一つが
「この仕事だけで生活できるぐらい稼げますか?」
ということです。
結論から申し上げると、全く不可能ではありませんが
かなり難しいですとお答えしています。
実際私たちの事務所所属しているメンバーで
この仕事だけで生計を立てているメンバーは数名しかいません。
所属メンバーのほとんどが他に何かしら仕事をしています。
ではこのウェディング披露宴の司会の仕事だけで
ある程度生計を立てることができる司会者は
どのように仕事をしているかと言うと、
土曜日曜祝日はご披露宴そのものを担当、
その打ち合わせを平日にしている人が多いです。
いわゆるゲストハウスと言われている会場で
「レギュラー司会者」
になるとこの仕事のパターンが可能になります。
ただそこの専属司会者のような形になってしまうので
色々な所で仕事をしたいと思っている方には不向きかもしれません。
そもそもこの話は生計を立てるという基準をどの辺り、
つまり収入の額をいくらにするかによって
実際にできるのか?またはできないのか?が決まってくるかと思います。
では実際どのくらいウェディング・披露宴司会者は
ひと月で担当できるのでしょうか?と言う話になりますが・・・
私たち事務所の所属司会者の中で、
仕事を比較的多く担当する司会者、主力メンバーで
一か月で担当する件数はおおよそ10件前後です。
年間で計算すると100~120件ぐらいでしょうか。
その中でもトップクラスの司会者で年間150件、
月平均にすると12件前後が多いようです。
私が知り得る限り、一人の司会者が
1ヶ月で担当した数で最も多かったのは22件ほど!!
であったと思います。
これほどの数字を担当できることは
司会者にいくら実力があってもなかなか難しいかもしれません。
20年も30年も前に披露宴会場が
一日一部屋3回転を当たり前に行っていた時には、
一か月で三十軒以上を担当した司会者もいたそうですが
・・・もうこれは伝説、の領域です(笑)
仮にある月に一か月で20件担当したとしても、
ウェディング披露宴の場合は繁忙月と閑散月のギャップが激しい
(1月と8月は暇)こともあるので、
年間で平均するとやはりひと月あたり
10件から12件の担当することがほとんどになります。
この10件から12件に一件当たりのギャラ単価を掛け合わせると
それが得られる収入になります。
その収入で十分にやっていけると思えば生活は成り立ちますし、
それでは足りないと言うことになりますと他に仕事をする、
もしくは配偶者や実家の両親から支援を受けるなど
他からの収入が必要となります。
ですので、いくら必要かによってこの仕事で
生活できるか、できないかは変わってくるということになりますが、
ただ喋りの仕事で収入を得ることにいう視点だけで申し上げると、
ウェディング・披露宴の司会の仕事は他の喋りの仕事と比較すると
しっかりとした収入が得やすいのも現実としてあります。
例えば小さな地域FM局のキャスター、パーソナリティは
かなり長い拘束時間でギャラは数千円前後
ナレーション、声優、フリーのイベントMCは
仕事が決まればそれなりの収入が得られますが、
オーディションを都度受けるなど競合も多く、
仕事の量はウェディング・披露宴より圧倒的に不安定です。
実際に頂ける金額は担当する件数によって異なりますが、
ウェディング・披露宴司会者は
時間をかけて取り組み、仕事をした時間に応じて
相応のギャラを頂ける可能性が高いとお考え頂いて
良いかと思います。
このブログを読まれている方の周りに
ウェディング・披露宴司会者は
なかなかいないかもしれませんので
引き続きこのブログ内で
この仕事のことや業界のことなどを
お伝えできればと思っています。
結びに改めてのご案内ですが
ウェディング・披露宴司会者養成スクールの
「基礎編」は
来年1月末または2月上旬の開催を予定しています。
興味のある方、話だけでも聞いてみたい方に
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今日はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
プロスウェディング披露宴司会者養成スクール